ソフトウェアにおける、ライブラリ、フレームワーク、プラットフォームの違い

ライブラリ

意味

開発するソフトウェアの一部を構成する目的で作られたもの。ソフトウェアの基本的な設計構造は何らかのフレームワークを使うか、開発者自身で作る必要がある。

実例

Bootstrap、jQuery、Angular Material、material-ui、Vuetify.js、Infragistics、標準Cライブラリ、STL

フレームワーク

意味

開発するソフトウェアの基本的な設計構造を提供する目的で作られたもの。開発者は、この設計構造がある状態から開発をスタートできる。フレームワークを日本語訳すると「骨組み」「枠組み」となる。

たいていの場合、開発をスタートした状態で既に真っ白な画面やサンプルアプリが起動できる。

開発するソフトウェアの独自仕様(フレームワークが用意しない部分)は開発者自身で作成するか、フレームワークに対応するライブラリを持ってくる必要がある。

実例

AngularJS、React、Vue.js、Apache Cordova、Xamarin、.NET Framework、UWP、WPF、CakePHP、Ruby on Rails、MFC

プラットフォーム

意味

ソフトウェアが動作するために必要な環境。この環境がユーザーのところに存在しないとソフトウェアは動かない。

実例

Android、Windows、iOS、macOS、Java VM、CLR

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