Windows 10の「エクスプローラー」でファイルやフォルダを表示していて,たまに使う右クリック。
コンテキストメニューという,右クリックで開くメニューを表示して,そこから色々な操作をすることがしばしばある。
そしてあるときから突然見られたこの現象。
右クリックしてからメニューを開くまでに20秒くらいかかってる!その間,待ちきれなくてウィンドウをクリックとかすると,ウィンドウ全体が白く霞がかったようになって,ウィンドウのタイトルバーに「応答していません」と出る。
スムーズにメニューが表示されるときもあったりして,いまいち再現性が分からない。
新規にフォルダをつくる操作やファイル名を変更する操作なども遅いときがあるけど,現象の発生頻度が低くて何ともいえない。
自分の場合,コンテキストメニューにTortoiseSVNというソフトウェアの拡張メニューを表示する設定にしていたけど,直感でこの拡張メニューが何か悪さしてるのかなと思い,次の設定をしてみた。
- エクスプローラ内で右クリックし,コンテキストメニューを表示した。
- TortoiseSVN–>Settings を選択し,TortoiseSVNの設定画面を開いた。
- 画面左の項目から「Icon Overlays」を選択する。
- 画面右の項目から,「Status Cache」を「None」に設定する。
- 画面右の「Icon Overlays / Status Columns」のチェックボックスをすべて外す。
すると,コンテキストメニューを開く操作がスムーズになった。
と思ったら,発生頻度はかなり低くなったものの,やはりときどきフリーズしてしまう。
以前に色々調べて,一応コンテキストメニューの余計なレジストリ項目をすべて削除する,とかはやったことがあるけど,全く変化が見られなかったので何が原因なのか実はまだ特定できていない。ちなみにそのときに試したものは次のページにまとめられている。
https://www.guidingtech.com/fix-slow-windows-10-desktop-right-click-context-menu/
2020/6/13追記:
複数のPCで再現する機会があり、やはり問題はTortoiseSVNのコンテキストメニュー拡張にあることが分かった。
簡単な解決方法はTortoiseSVNのアンインストールだけど、他に有用なSVNクライアントのソフトはそんなに数が無いので、現実的なところ、
- 我慢してTortoiseSVNを使い続ける。
- (機能面で大きく劣る場合が多いが)他のSVNクライアントに乗り換える。
この辺りに落ち着くことになりそうだ。