まだペンを握り始めたばかりの赤ちゃんは、大人が思う以上にお絵描きしたくてたまらないもの。
しかし、赤ちゃんにペンタブレットを持たせてみると、思うようにお絵描きできないことが多い。
ペンタブレット用のお絵描きソフトのウィンドウ自体をドラッグしてしまったり、
お絵描きの途中でソフトのボタンを押してお絵描きがストップしてしまったり、
赤ちゃんのお絵描きを妨げるものが実に多い。
まったく、世はままならぬ。
お絵描きソフトをつくってみた
そんな赤ちゃんでも気軽に使えるお絵描きソフトの条件を考えてみた。
- 常に画面全体がキャンバスになっている。
- 画面内にお絵描きをストップさせてしまうボタンが一切ない。
そして、これらの条件を満たすソフト「baby drawing」をつくってみた。

Windows 10/11 64bit上で動作する。
筆圧検知を有効にするためには、ペンタブレットがwacom製であることと、ペンタブレットに対応するwacomの最新のドライバーがPCにインストール済である必要があるので注意。
次のボタンをクリックするとインストーラがダウンロードできる。
使い始める前の注意
このソフトを起動すると、キャンバスが全画面で表示される。
赤ちゃんが自由にお絵描きできるようにするため、画面を閉じるためのボタンすら表示されない。
パソコンに詳しくない人が起動すると、ソフトを終了する手順で詰んでしまうのだ。
画面を閉じたいときはキーボードで Alt+F4 を押そう。
つかいかた

画面の右端に表示されている四角形の上にペンを持ってくると、ペン先の色がその色に変わる。
後は、真っ白なキャンバスに思い思いの線を描いていくだけだ。
筆圧検知もされるので、ペン先をペンタブレットに強く押し当てると線は太くなり、弱く当てると細くなる。
キーボードのDELETEキーを押すとキャンバスが真っ白にリセットされる。