VirtualBoxで仮想化したOSを使いたいときがある。
今日日、PC用の32ビットOSを選ぶ人はほぼおらず、64ビットOSを使う人が大半だと思う。
でも、VirtualBoxの仮想マシンを新規につくる画面で、32ビットOSしか選択させてもらえないときがある。この画面↓
BIOSの仮想化(Virtualization)機能を有効にしる!
というアドバイスが書かれた質問掲示板やブログが多く、BIOSの設定画面で確認したけれど既に有効になっていていよいよ困ることもある。
そんなときは、Windowsの「Hyper-V」という機能を無効にすると上手くいくときがある。
以下の手順は途中でPCの再起動が必要になるため、やる前に必ずいつシャットダウンしてもOKな状態にしておこう。
また、再起動も合わせた所要時間は15分以上の場合もあるので注意。
はいぱーぶい【Hyper-V】
Wikipedia
Hyper-V(ハイパーV、はいぱーぶい)は、マイクロソフトが提供するハイパーバイザベースのx64向け仮想化システムで、1台のコンピュータ(サーバ)で複数の仮想機械を実現する。
まず、デスクトップ画面左下のWindowsボタンをクリック。続いてキーボードで「control」とだけタイプすると、下の図のように「コントロールパネル」が表示されるのでこれをクリック。
コントロールパネルの「プログラム」 をクリック
「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック
「Hyper-V」のチェックを外してOKボタンをクリック。
すると、PCの再起動が求められるので再起動しよう。
再起動はただの再起動だけでは済まず、OSの設定の更新や自動でもう一度再起動したりということがあるので少し時間がかかる。(10~15分くらい)
気長に待とう。
再起動して落ち着いたら、きっと64ビットに対応したVirtualBoxが待ってくれている。