Windows 10の「高速スタートアップ」を無効にする方法

消えたBluetoothを復活させる方法でも説明したけれど、Windows 10は既定で「高速スタートアップ」というものが使われる設定になっている。

これがどういうものかというと、PCをシャットダウンまたは再起動するときに、PCの現在の状態をファイルに保存しておいて、次の起動を高速に行えるようにするものらしい。

PCの状態が良好であればこれは実にすばらしい機能だ。

出先でノートPCを起動すると、1分以内には使える状態にまでなってくれる。

しかし、インストールされたドライバーの動きがおかしいときには逆に副作用となってユーザーを苦しめることがある。

例えば、Bluetoothが上手く動作しないからPCを再起動したのに、Bluetoothドライバーが読み直されないから再起動後も状況がよくならない、ということが起こったりする。


実はこの「高速スタートアップ」は、ユーザーが自分で有効/無効を切り替えられる。

次の手順を行うと、高速スタートアップを無効にできる。

  1. デスクトップ画面左下のWindowsロゴマークをクリックする。
  2. キーボードで「コントロールパネル」と入力してEnterキーを押す。コントロールパネルが表示される。
  3. コントロールパネルウィンドウの右上の検索窓に「電源」と入力すると、「電源オプション」という項目が表示されるので、それをクリックする。
  4. 画面左側の「電源ボタンの動作の選択」もしくは「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリックする。
  5. 青い字で書かれた「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックする。
  6. 画面下部の「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外す
  7. 「変更の保存」ボタンを押して画面を閉じる。

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