メインPCをUbuntu 20.04 LTSに変えてみて思ったこと

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私がメインPCのOSをWindows 10からUbuntu 20.04 LTSに変えてから3ヶ月が経った。

Ubuntuでできること・できないことが見えてきたけど、普段使いするPCとして申し分ないのでこのままUbuntuでやっていこうと考えている。

こうまですんなり順応できるとは思っていなかったので、正直自分でも驚いている。

思い返せば、自分はあらゆる局面でWebサービスを頼ってきている。

  • 趣味でつくっているソフトウェアのソースコード → GitHub
  • 写真・動画の保存・閲覧 → 某社のSaaS
  • 表計算、文書の作成 → 某社のSaaS
  • 大事なファイルのバックアップ → 某社のIaaS
  • メール → 某社のSaaS
  • 音楽 → ほぼAlexa
  • ニュースの確認 → Webニュース、SNS

Webサービスであれば、OSに関係なく色々な端末からいつも通り利用できる。

Windowsで使っていたネイティブアプリはVisual Studioなどの開発環境、ペイントソフト、Gitクライアントなどかなり限定的だし、ほとんどの場合他のOS向けにも何らかのアプリが存在していて、Ubuntuにしてからもあまり不便を感じない。

ただ、Visual Studioに相当するものはLinuxには存在しない。

だから、Windows向けアプリをつくりたくなったときに限ってPCのサブOSであるWindows 10を起動するようにしている。

これも、実はVisual StudioでWPFなどのプラットフォームを使わずとも、Visual Studio CodeでElectronなどを用いてWeb技術でネイティブアプリを作ればプライベート用途では十分かな、いやむしろElectronの方が開発し易いかもと思い始めていて、今後は徐々にWindowsを使う機会も減っていくだろうと感じている。

今でもWindowsはPC用OSでは圧倒的なシェアとなっているけど、なぜここまでロングセラーでなおかつ圧倒的なのかといえば、皆さんご存知Officeソフトの存在だろう。

逆に、OfficeソフトがWindowsに無い状況を想像してみると、「夢中になっているPCゲームが無いのであれば、必ずしもWindowsじゃなくてもよくね?」と思えてくる。

かつてはOfficeソフトの他に、手軽にGUI操作できるCD-R読み書きソフト、手軽にGUI操作できるメーラー、手軽にGUI操作できる音楽プレイヤー、・・などなどのWindows向けアプリが盛んに利用され、そうした利便性が享受できるとあってWindowsを選択することが当たり前となっていたけど、

今はどうだ。

CD-Rでデータのバックアップを取る時代は終わり、Amazon S3で事足りる。というかその方が安い

メールはGmailなどのWebメールで事足りる。というかその方が使いやすい

音楽はAmazon Alexaがいい感じの曲を流してくれるし、特定の曲が聴きたければ月額聴き放題のWebサービスやYouTubeの公式チャンネルでPCからでもスマホからでも聴きたいときにすぐ聴ける

オフィスも、GoogleのWebサービスの機能がなかなか充実している。

Web技術の発展に伴ってあらゆるアプリがWebブラウザさえあれば手軽に利用できるようになったのだ。

PCゲームをせず、マイクロソフトオフィスにこだわらない人であればもはやWindowsでなければならない理由は無いと考えてよいと思う。

無意識にWindowsを使っている人の中で実はWindows以外の方が肌に合っている人はかなりの割合でいるのではないか、とさえ思う。

「(Windowsが搭載された)PCのここが使いにくい」と言う前に、一度Windows以外を検討してみる、というのが世のスタンダードになってもよさそう。

実際、AndroidというLinuxディストリビューションがスマホの覇権を握っている訳だし。

DebianやRHELは種々のサーバ用OSの覇権を握っている訳だし。

プライベート用途では、人はもっと自由にものを選んでよいと思う。