Node.js公式サイトからダウンロードしたアーカイブファイル(*.tar.xz)で、UbuntuにNode.jsをインストールする手順

注意

以下の方法でインストールはできるけど、アンインストールの方法が見つけられなかった。

個人的には開発用途では fnm や n などを用いて所望のバージョンのNode.jsをインストール/アンインストールする方法の方が好み。

以下の方法はどちらかというと、Node.jsを搭載した製品の生産過程などで採用すべきなのかもしれない。製品のアップデート方法はきちんと考える必要があるけど。


アーカイブファイル展開ツールのインストール

コンソールで次のコマンドを実行する。

sudo apt update
sudo apt install xz-utils

アーカイブファイルのダウンロード先フォルダの準備

コンソールで次のコマンドを実行する。

mkdir -p /tmp/nodejs_archive
cd /tmp/nodejs_archive

アーカイブファイルのダウンロード

Node.js公式サイトからLinux向けアーカイブファイル(*.tar.xz)をダウンロードする。

先ほど作成した /tmp/nodejs_archive フォルダにダウンロードする。

公式サイトからはインストーラが提供されていない代わりに、必要なファイルが一通り圧縮されたアーカイブファイルが提供されているのでそれをダウンロードする。

2023/4/8現在、下図の画面の「Linux Binaries」からダウンロードできる。x64/ARMは必要な方を選択する。

アーカイブファイルの展開

コンソールで次の形式のコマンドを実行する。

sudo tar -xvf <アーカイブファイル名>

実際のコマンド例:

sudo tar -xvf node-v18.15.0-linux-x64.tar.xz

展開したファイルの移動

コンソールで次の形式のコマンドを実行する。

sudo cp -r <展開したフォルダ>/{bin,include,lib,share} /usr/

/usr の直前に半角スペースを忘れずに。

実際のコマンド例:

sudo cp -r node-v18.15.0-linux-x64/{bin,include,lib.share} /usr/

PATH設定

コンソールで次の形式のコマンドを実行する。

export PATH=<Node.jsのbinフォルダのパス>:$PATH

実際のコマンド例:

export PATH=/usr/node-v18.15.0-linux-x64/bin:$PATH

インストールされたことの確認

コンソールで次のコマンドを実行し、インストールしたNode.jsのバージョンが表示されることを確認する。

node --version

バージョン表示例:

v18.15.0

続いて次のコマンドでnpmのバージョンが表示されることも確認する。

npm --version

バージョン表示例:

9.5.0

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